おまけ

アントニオ猪木「病気ですかーー!!」


1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/12(火) 01:34:49.22 ID:YW9YxZZU0
「残念ながら・・・」

病室では、二人の男が向かい合っていた。日本人なら誰もが知っている格闘技界のカリスマと、その主治医。
輝かしい経歴を持つそのプロレスラーは、静かに口を開いた。


「・・・私はね、今まで色々な敵と闘ってきました。身長2mの巨人や柔道の金メダリスト、
そして世界一のボクサーと。」

彼は、昔を懐かしむかのように目を細めた。

「私は彼らと闘う事、そして彼らと同じリングに上れる事を誇りに思っていました・・・」
「そしていつしか、私を人々はあるニックネームで呼ぶようになっていた・・・。」

大きな体をすこし丸めて、彼は続けた。

「・・・私はもう、長くはないのでしょう?」




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/12(火) 01:36:27.65 ID:Kc87vEciO
4点